なぜそうなるか
消費期限を過ぎたものについて、東京都は「食べることはおすすめできません」と書いています
冷蔵庫のお弁当に「消費期限」と書いてあって、日付が昨日だったとき。調べると、賞味期限の話ばかり出てきます。
消費期限のほうが、公的な資料でどう書かれているかを引きました。
賞味期限とは、書かれ方が違いました♪
消費期限の側の書き方
消費期限が昨日でした。どうすればよいですか。
東京都は「食べることはおすすめできません」と書いています。当サイトからは、その文を引くところまでです。
東京都保健医療局の食品安全FAQから、そのまま引きます。
「安全ではなくなる可能性がありますので」が理由として書かれています。消費期限は安全に食べられる期限で、賞味期限はおいしさなどの品質が保たれる期限です。 消費期限を超えると安全ではなくなる可能性がありますので、食べることはおすすめできません。
賞味期限の側には、但し書きが付きます
同じページの、賞味期限についての文です。
条件が2つ、文の頭に置かれています。未開封であること、保存方法を守っていることです。未開封かつ包装等に書かれている保存方法を守っている場合、賞味期限を越えたからといって、すぐに安全性に問題があるとは限りません。
2つを並べます
| 期限を過ぎた場合の書かれ方 | |
|---|---|
| 消費期限 | 安全ではなくなる可能性があるので、食べることはおすすめできません |
| 賞味期限 | 未開封かつ保存方法を守っている場合、すぐに安全性に問題があるとは限りません |
何日まで、という数字は出てきません
このページを最後まで読んでも、消費期限を何日過ぎたらどうなる、という数字は出てきません。賞味期限についても同じです。
当サイトも書きません。原文に無いからです。
数字が出てこない理由は書かれていませんが、食品によっても、置かれていた温度によっても変わるものを、一律の日数にできないからだと読むのが自然ではあります。ただしそう書いてあるわけではないので、ここは当方の見立てです。
実際に困ったときの相談先として、東京都のこのページは消費者庁の資料を挙げています。お住まいの自治体にも、食品の衛生を扱う窓口があります。
体調に不安があるときは、それらより先に医療機関です。当サイトは資料を置く場所であって、判断を代わりに行う場所ではありません。
ここまで書いてきて、当方が言えるのは「公的な資料が、消費期限と賞味期限を別の書き方で扱っている」という一点だけです。
その一点でも、知っているかどうかで手元の判断は変わります。賞味期限の但し書きを消費期限にも当てはめてしまうと、逆向きの読み方になります。
このページの出どころ
東京都のこのFAQには、記事IDと担当部署が書かれています。
担当は、健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課と書かれています。記事ID:115-001-20240726-006086
・消費期限=「食べることはおすすめできません」と東京都が書いている
・理由は「安全ではなくなる可能性がありますので」
・賞味期限=「すぐに安全性に問題があるとは限りません」
・ただし「未開封かつ包装等に書かれている保存方法を守っている場合」が条件
・何日まで、という数字はどちらにも無い
あわせて袋を開けた時点で、消費期限も賞味期限も効きませんと消費期限と賞味期限は、どちらが付くか決まっていますもどうぞ。
よくある質問
1日だけ過ぎた場合はどうですか
日数についての記述がありません。「消費期限を超えると」としか書かれておらず、過ぎた日数での区別はされていません。
加熱すれば大丈夫ですか
このページには書かれていません。加熱についての記述が出てこないので、当方からは何とも言えません。
冷凍していた場合はどうなりますか
そこも書かれていません。条件として挙げられているのは「未開封」と「包装等に書かれている保存方法を守っている」の2つだけです。
出典
- 東京都保健医療局 食品安全FAQ「消費期限と賞味期限は、何が違うのでしょうか?」 https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/anzen/anzen/food_faq/hyoji/hyoji04 (消費期限を超えた場合/賞味期限を越えた場合とその条件/記事ID・担当部署)