なぜそうなるか
消費期限と賞味期限は、どちらが付くか決まっています——分けているのは「いたみやすさ」でした
お弁当には消費期限、スナック菓子には賞味期限。この違いは、売る側が選んでいるのでしょうか。
農林水産省のページには、どんな食品にどちらが付くかが、例として挙げられています。
その並びを、そのまま見ていきます♪
原文は、いたみやすさで分けています
お店が好きなほうを選べるのですか?
いたみやすい食品には消費期限、いたみにくい食品には賞味期限、と説明されています。
消費期限の説明から、食品の例の部分を引きます。
「いたみやすい食品に表示されています」と書かれています。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。
賞味期限の側も見ます。
こちらは「消費期限が表示されている食品に比べ」という比較の形になっています。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限が表示されている食品に比べ、いたみにくい食品に表示されています
挙げられている例を並べます
| 原文に挙げられている食品 | |
|---|---|
| 消費期限 | お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキ |
| 賞味期限 | スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料 |
線をどこで引くかは、このページに書かれていません
原文が示しているのは、いたみやすいほうに消費期限、いたみにくいほうに賞味期限、という対応です。では何日もつと「いたみにくい」になるのか、という数字は、このページには出てきません。
賞味期限の説明の中には、3か月という数字が一度だけ出てきます。ただしそれは、表示のしかたが「年月日」から「年月」に変わる条件として書かれているもので、消費期限と賞味期限のどちらが付くかの境目としては書かれていません。
この2つを混ぜると、3か月より短いものには消費期限が付く、という読み方になってしまいます。原文はそう書いていません。
当方も最初にこのページを開いたとき、その混同をしかけました。同じ段落の中に並んでいるので、続けて読むとつながって見えます。
読み直すと、3か月の話は賞味期限の表示形式についてのもので、消費期限はその段落に出てきません。
書かれていないことを、書かれている数字で埋めないようにしています。境目を知りたい場合は、このページではなく、食品表示の基準そのものを見る必要があります。
そちらは当サイトでも、まだ引けていません。引いた回に、この記事から行けるようにします。
開けた後は、どちらも同じ扱いです
消費期限と賞味期限で付く食品は違いますが、封を切った後の書かれ方は同じです。
「期限に関係なく」とあるので、どちらが付いていても同じです。一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
・分けているのはいたみやすさだと原文に書いてある
・消費期限の例=お弁当・サンドイッチ・生めん・ケーキ
・賞味期限の例=スナック菓子・カップめん・チーズ・かんづめ・ペットボトル飲料
・どちらも「など」付きで、一覧ではない
・何日で分かれるかは、このページに書かれていない
あわせて袋を開けた時点で、消費期限も賞味期限も効きませんと「年月」だけの賞味期限は、その月の何日までなのかもどうぞ。
よくある質問
同じ商品に両方 付くことはありますか
このページには書かれていません。消費期限か賞味期限の「どちらかが表示されています」という書き方になっています。
チーズは賞味期限と書いてありますが、いたみませんか
いたみにくい、と比較で書かれているだけです。いたまないとは書かれていません。そして表示は、開けていない状態についてのものです。
例に無い食品は、どちらが付きますか
このページからは分かりません。挙げられているのは例で、一覧ではありません。手元の袋の表示をご覧ください。
出典
- 農林水産省「消費期限と賞味期限」 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html (消費期限・賞味期限それぞれに挙げられている食品の例/いたみやすさによる説明/開封後の扱い)